「原田和典 ブログ人」

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「ミュージック・マガジン」最新号に書いています。ブルース愛に溢れるギタリスト/シンガー、Reiさんのインタビュー等を担当しています。
「レコード・コレクターズ」最新号に書いています。
「CDジャーナル」最新号に書いています。
「ジャズジャパン」最新号に書いています。ベース奏者の遠藤定さんに取材しています。
「HiVi」最新号、「東京ライブストーリー」の第3回目は第37回すみだ錦糸町河内音頭大盆踊りについて語っています。
ぜひお読みください!!!172.png




by haradakazunori | 2018-10-25 11:59 | 書籍・雑誌

THE COLLECTORS~さらば青春の新宿JAM~

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映画『THE COLLECTORS〜さらば青春の新宿JAM〜』の試写に行きました。監督・編集・撮影は川口潤(『山口冨士夫/皆殺しのバラード』が印象に残っています)。主役は1986年結成のロック・バンド、ザ・コレクターズです。
ザ・コレクターズが最初にワンマンライブを行なった場所こそ、当時できて数年しか経っていなかった「新宿JAM」でした。その「JAM」が建物老朽化を理由に取り壊しが決まったのが2017年7月のこと。年内いっぱいで閉店とアナウンスされました。12月24日に行なわれた「JAM」のクロージング公演はザ・コレクターズのワンマンでした。3月には武道館公演を行なった彼らが、一転、百数十名の前で、80年代のレパートリーを繰り広げる奇跡のステージ。映画はその模様を挿入しつつ、「日本の80年代モッズ史」、「ファッションへのこだわり」、「映画『さらば青春の光』から受けた衝撃」等に話を拡げていきます。奇跡的に残っていた80年代の新宿ロフト公演や、前身バンド“ザ・バイク”のライブを捉えた映像も超貴重です。不勉強にして、登場人物の発言を通じて、ぼくは真島昌利がブルーハーツやザ・クロマニヨンズの前にザ・ブレイカーズでモッズ的なサウンドを追求していたことを初めて知りました。ソレイユに提供した名曲「恋するギター」と、一本の線でつながったという感じです。
「当時はインディーズとメジャーの差が限りなく大きかったから、まずメジャー・デビューしなければと思った。いい音楽をやっている自信があるし、ルックスも自分たちではいいと思っていたから、オリコンの1位から5位まで独占するんじゃないかと思っていた」「武道館でやっても、それは自分が求めている達成感とは違っていた」(メモを取って観たわけではないので、ぜひ実際の画面で発言のニュアンスをご確認いただければと思います)等、フロントマンの加藤ひさしの話は実に率直です。11月23日から新宿ピカデリー他でロードショー。その前の11月7日には通算23枚目のオリジナル・アルバム『YOUNG MAN ROCK』がリリースされます。169.png




by haradakazunori | 2018-10-24 09:57 | 映画

不滅の女

アラン・ロブ=グリエの監督デビュー作『不滅の女』の試写に行きました。遠藤賢司の名曲に「不滅の男」がありますが(アントニオ猪木に捧げられた)、こちらは1963のフランス、イタリア、トルコの合作映画です。出演はフランソワーズ・ブリオン、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ、カトリーヌ・ロブ=グリエ等。
まばたきひとつしない美女の、まさしく人形のような顔がクローズアップされます。死んだはずのひとが生き返ったり、意味深なセリフが連続したり。部屋に対する海の高さ、モノクロ画面に見事に映し出された太陽の輝きと暗い夜道の対比。静謐なのに、やけに情報の多い映画です。そこも強く印象に残りました。
トルコのエキゾチックな音楽が随所にフィーチャーされているのも個人的には魅力でした。この雰囲気、音楽に触れてぼくが思い出したのはエリザベス・テイラーが出演した『クレオパトラ』ですが、あちらも63年の制作。偶然なのかどうか、じっくり調べてみたいものです。
人形のような美女は、ストーリーの終盤にも登場します。幾通りにでも解釈できそうな筋書きですが、カギを握るのは、どこかタモリに似た謎の男・・・というのがぼくの見解です。皆さんはどうお感じになるでしょうか。特集「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」中の一策として、11月23日から東京・シアターイメージフォーラムほか全国で順次開催。




by haradakazunori | 2018-10-23 12:00 | 映画

ヨーロッパ横断特急

 
11月下旬から東京・シアターイメージフォーラム「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」と題する特集上映が行なわれます。その試写にいきました。
ロブ=グリエは1922年フランス生まれ。小説家として頭角を現し、60年には『去年マリエンバートで』(アラン・レネ監督)で脚本を担当。63年に『不滅の女』で監督デビューを果たしました。
『ヨーロッパ横断特急』はフランスとベルギー合作、1966年の作品。舞台はパリからアントワープにかけて、です。上映当時“難解だ”という声もあがっていたようですが、劇中劇の中にまた劇中劇があり、さらにその中に劇中劇が盛り込まれるような展開は実に面白くバリエーションに富んでいて、ぼくは「ああなるほど、こういう手があったのか。こういう手管を自分の原稿に取り入れられないものだろうか」などと考えながら、手に汗にぎりつつ楽しみました。出演はジャン=ルイ・トランティニャン、マリー=フランス・ビジェ、クリスチャン・バルビエール等。シリアス部分とクスッとさせられる部分のバランスも絶妙です。マトリョーシカを見るような気分で楽しんでいただけたらと思います。
ロブ=グリエ、没後10年。再評価の時期が訪れました。165.png



by haradakazunori | 2018-10-19 09:38 | 映画

『Workers 被災地に起つ』トークイベント

9月21日にここで紹介した映画『Workers 被災地に起つ』が10月20日から公開されますが、東京「ポレポレ東中野」で16日間連続のトークイベントが行なわれることが決まりました。連日、監督や映画の登場人物はじめ、著名人や、ワーカーズコープゆかりの方々が登場予定とのこと。
詳しい情報はこちらへ。
地方劇場公開も全国各地で続々決定中で仙台/チネ・ラヴィータ(11/23〜)、北海道/札幌シアターキノ(12/8〜)、新潟/シネ・ウインド(12/8〜)となっています。とくに北海道、東北と縁のある方は特にいろいろ考えさせられる内容だと思います。179.png




by haradakazunori | 2018-10-18 09:36 | 映画

ぼけますから、よろしくお願いします。

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ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の試写に行きました。監督・制作は数多くのドキュメンタリー番組を手がけてきた信友直子氏。舞台は広島県呉市です。
「私」(信友氏)は文学好きの父、カメラ好きで書道にも才能を発揮する母の一人娘として育ち、18歳で上京しました。45歳のときに乳がんが見つかり、その頃から自分や両親の姿を定期的に記録していくのですが、歳月を経るうちに、母に異変が起きていることに気付きます。さっき会った人やしゃべったことを覚えていない、などなど。母は認知症と診断されました。「私」は介護のために故郷に戻ることも考えましたが、父は「自分が介護する」と言いました。つまり95歳の夫が、87歳の妻をケアしていくのです。
もちろんそれが必ずしも順調にいくわけではありません。ヘルパーの助け、医師のアドバイスを得ながらの、申し訳ない表現ですが実にあぶなっかしい“二人三脚”です。「親がこういう状態になった時、自分は果たしてどんな行動をとれるか」、「自分がこういう状態になった時、子供たちはどう動いてくれるだろうか」・・・見るひとそれぞれの立場に、この作品は真実をつきつけてきます。
2016年にフジテレビ/関西テレビの「Mr.サンデー」で直収され、翌年、追加収録文を加えてBSフジで放送されたものをベースに、さらに取材と再編集を行なった完全版です。11月3日よりポレポレ東中野ほか全国順次ロードショー。




by haradakazunori | 2018-10-12 10:04 | 映画

音楽ライター/ジャーナリスト、原田和典のブログです。
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