「原田和典 ブログ人」

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雑誌情報

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「ミュージック・マガジン」最新号に書いています。角松敏生(対面)、キップ・ハンラハン(書面)のインタビューを担当しています。
「レコード・コレクターズ」最新号に書いています。グラント・グリーンの新発見音源について4ページです。
「CDジャーナル」最新号に書いています。
「ジャズジャパン」最新号に書いています。小曽根真+アリルド・アンデルセンのライヴ評など。
ぜひお読みください!!!169.png




by haradakazunori | 2018-04-25 11:04 | 書籍・雑誌

イカリエ-XB1

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映画イカリエ-XB1』の試写に行きました。『2001年宇宙の旅』や『スター・トレック』にも影響を与えたといわれ、SFファンの間で語り草となっている古典(1963年の旧チェコスロバキア映画)が、4Kレストア化されて蘇ったのです。完成から55年の歳月を経ているというのに、日本で劇場公開されるのは今回が初めて。監督・脚本はインドゥジヒ・ポラーク(パヴェル・ユラーチェクと共同で)、原案はスタニスワフ・レムの『マゼラン星雲』です。
物語の舞台は2163年。制作時からちょうど100年後。現在に立って見れば“たった”45年先です。宇宙船イカリエ-XB1は、アルファ・ケンタウリ系に向かうため地球を旅立ちます。再び地球に戻るのは15年後。その間、40人もの乗組員が同じ乗り物に乗ったまま同じ時の流れを過ごします。愛する妻を残したまま飛行する男がいて、慣れない食事に戸惑う者もいて、緊張する人間関係も生まれ、止められない恋心に悩み、核の恐怖にさらされ、新しい生命の誕生があり・・・それらは未来物語を通じて、普遍そのものを描き出しているかのようです。管弦楽や電子音が入り乱れた音楽、チェコ語の神秘的な響きにも心を奪われることでしょう。
ポラーク監督も、衣装のエステル・クルンバホヴァーも、撮影のヤン・カリシュも、音楽のズデニェク・リシュカも、いまやこの世のひとではありません。しかし作品には、新鮮味が横溢しています。1963年といえば、日本では『鉄腕アトム』や『エイトマン』のアニメ放送が始まった年。その2作品のDVDと見比べて、当時の“未知の世界に寄せる印象”に思いを馳せてみるのも楽しいと思います。怪獣も宇宙生物もガンアクションも登場しません。ただ実に繊細に、登場人物の心の移ろいが描かれます。5月19日から新宿シネマカリテでロードショー。177.png




by haradakazunori | 2018-04-21 10:14 | 映画

昭和歌謡職業作曲家ガイド

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『昭和歌謡職業作曲家ガイド』(シンコーミュージックエンタテイメント)が好評発売中です。監修はかつてぼくがアエラウェブで連載していたGirls!Nowにもご登場いただいた馬飼野元宏さん。内容は作曲家のバイオ、彼らの書いた名曲セレクション(ジャケ写つき)、譜面、作曲家インタビュー等です。ぼくは吉田正、中村泰士、船村徹、遠藤実、山川恵津子、小室哲哉などについて書きました。歌謡曲についてこれだけまとまって触れる機会はなかったので、本当にありがたい機会でした。書いているうちに、他のジャンルの原稿では使わないであろうフレーズがどんどん出てきて、自分が自分でないような気分にもなりました。
28日(土曜日)には東京・ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)で発売イベント“エキスポ・ジェネレーション#1 「日本の職業作曲家について語ろう」”が開催されます(14時半開場、15時開演。2000円)。登場は馬飼野元宏、ガモウユウイチ、ゲイリー芦屋、鈴木啓之、濱田高志の諸氏、面白い話がたっぷり聞けるはずです。169.png




by haradakazunori | 2018-04-20 11:37 | 書籍・雑誌

ミュージカル『メリー・ポピンズ』

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東急シアターオーブで上演中のミュージカル『メリー・ポピンズ』に足を運びました。ジュリー・アンドリュース主演の映画は見たことがありますが、舞台を体験するのは初めてです。キャストは交互出演で、昨日13時開演の部は濱田めぐみがメリー役、大貫勇輔がバート役、駒田一がジョージ・バンクス役、島田歌穂がバードウーマンとミス・アンドリュー役でした。
休憩を含み約3時間の内容ですが、一瞬たりとも気持ちを他に奪われないといっていいでしょう。メリーの使うマジックの数々も、巧みな演出やライティングのあいまって、まるで本当にその場で起こっているかのように感じられました。日本語の歌詞もシャーマン兄弟の書いた楽曲に違和感なくはまり、出演者が揃ってプロフェッショナルそのものの歌とダンスで魅せてくれました。とくにラスト・シーンには「よくこれを舞台で表現したものだ」と驚くのみです。
夢とロマンとファンタジーに引き込まれました。一家総出で楽しめる作品です。5月7日までシアターオーブで上演後、5月19日から6月5日にかけて大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演されます。173.png





by haradakazunori | 2018-04-19 10:07 | 舞台・演劇

ラジオ・コバニ

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映画『ラジオ・コバニ』の試写に行きました。2017年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭(CPH:DOX)F:ACT賞受賞、2016年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)オランダ・ドキュメンタリー部門サウンド&ヴィジョン賞受賞作品です。
舞台はトルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街・コバニ。2014年9月に「イスラム国」(IS)によって制圧されましたが、翌15年1月に解放されました。しかしその数か月間に、街の大半が崩壊してしまいました。急ピッチで復興を進めていきますが、ガレキの下に埋もれてしまったものが戦禍の生々しさを無言のまま語り、我々はその都度、言葉を失うことになります。
生き残った者は立ち上がり、街を活気づかせるべく動き出します。そのひとりに、20歳の大学生ディロバンがいました。彼女が友人とラジオ局を立ち上げて始めたのは「おはよう コバニ」という番組。不安定な電力供給のなか苦闘しつつも、難民キャンプの親子、ISと戦う女性部隊の司令官、詩人などの“生の声”を届けます。3年間の放送をつづいてディロバンが得たものとは? 彼女自身の生活にはどう変化がもたらされたか? そのあたりに注目して見ると、さらに内容に深入りできるのではと思います。
監督はクルド人のラベー・ドスキー。14日から公開されている『ラッカは静かに虐殺されている』と一緒にご覧になると、さらに“シリアの姿”が立体的に浮かび上がることでしょう。5月12日よりアップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国順次公開。177.png




by haradakazunori | 2018-04-18 11:52 | 映画

ラッカは静かに虐殺されている

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映画『ラッカは静かに虐殺されている』の試写に行きました。監督・製作・撮影・編集はマシュー・ハイネマン、製作総指揮はアレックス・ギブニー。英語タイトルは『City of Ghosts』です。第70回全米監督組合賞ドキュメンタリー監督賞、第24回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭審査員大賞を受賞。
内容は激しく、重いです。かつて「ユーフラテスの花嫁」とも呼ばれた美しい街ラッカが、2014年6月「イスラム国」(IS)によって制圧されます。爆撃、公開処刑、弾圧によって市民は死の淵へと叩き込まれていきます。このありさまを国際世界に伝えるには? やがて秘密裏に市民ジャーナリスト集団“RBSS”(Raqqa is Being Slaughtered Silently/ラッカは静かに虐殺されている)が発足しました。RBSSはスマホを活用し、電波が良好というわけでもないにもかかわらず、それにぐっと耐えつつ世界に惨状を拡散していきます。
この映画はそのRBSSの活動に迫ったドキュメントです。活動がやがて知られていくと、それは当然ISの怒りを買うことになります。惨殺された仲間もいます。しかしメンバーはあくまでも“平和”に悪と戦っていきます。ぼくはRBSSの誇り高さに感銘を受けると共に、子供を使ったISのプロパガンダ、シリアを脱出しドイツにやってきた者を排除しようとするドイツ人のデモなどに、目をそむけたくなるほどのおぞましさも覚えました。
Paste Magazineの批評「現実の出来事とは思えない、衝撃のポリティカル・スリラー」という表現が胸に迫ります。4月14日からアップリンク渋谷、ポレポレ東中野で公開。168.png




by haradakazunori | 2018-04-01 10:42 | 映画

音楽ライター/ジャーナリスト、原田和典のブログです。
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