「原田和典 ブログ人」

CD情報

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ソニーミュージックから「クロスオーヴァー&フュージョン・コレクション1000」、発売中! ぼくは以下の作品の解説と、パンフレットを書いています。初CD化アイテムもあります。ぜひどうぞ! 1枚1080円、2枚は2160円とお求めやすくなっております!

●ブレッカー・ブラザーズ「ヘビー・メタル・ビ・バップ」「デタント」「ストラップハンギン」
●リターン・トゥ・フォーエヴァー「ザ・コンプリート・コンサート」
●ウォーレン・バーンハート「フローティング」
●ラリー・コリエル「スタンディング・オベーション」
●マイルス・デイヴィス「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」「ユア・アンダー・アレスト」
●ハービー・ハンコック「フューチャー・ショック」「サウンド・システム」
●ラムゼイ・ルイス & ナンシー・ウィルソン「トゥー・オブ・アス」
●シダー・ウォルトン「メビウス」「ビヨンド・メビウス」169.png





# by haradakazunori | 2017-12-12 11:38 | CD

否定と肯定

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映画『否定と肯定』の試写に行きました。監督は『ボディガード』のミック・ジャクソン、出演はレイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポール他。イギリス・アメリカの合作です。原題は『DENIAL』(否定)といいます。
ストーリーは実話がベースになっています。ユダヤ系アメリカ人の歴史学者デボラ・E・リップシュタットは、自著『ホロコーストの真実』でイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングの唱えている“ホロコースト否定論”を否定しました。そしてある日、デイヴィッドはデボラの講演会に行き、デボラに向かって対決を迫ります。それからいくつもの日々を経て、デボラは「被告」になりました。デイヴィッドが彼女を名誉棄損で訴えたからです。
裁判は原告の地元、イギリスで行なわれました。訴えられた側に立証責任があるという司法制度なので、デボラはホロコースト否定論を崩す必要がありました。デイヴィッドは自分で弁護士も兼ねました。デボラは英国の弁護団と共に、あらためて歴史の真実を見直していきます。そこから裁判、結審までの流れが、一気呵成に描かれてゆきます。
人種差別的なフレーズを交えてシンパの前で扇情的な演説をするデイヴィッドはまるで悪魔が乗り移ったかのようですが、家では子煩悩な父親です。いっぽうのデボラに対しても、決して“正義の人格者”という美しい描写ばかりされているではありません。自分自身に怒りをぶつけることもあるし、他人に感情的な態度をとることもあります。どちらもエモーショナルな人間なのです。そして、ふたりとも文章を書く職業です。自分もそのはしくれなので、「もし自分が二人それぞれのシチュエーションになった場合、どう動くだろう?」「“表現の自由”は諸刃の剣か?」、など内省を続けて今日に至っています。
25日から上映されている『永遠のジャンゴ』のストーリーにはナチスとの関わりがあり、2月3日から上映される『THE PROMISE 君への誓い』はホロコーストの約30年前にあったジェノサイドに関する映画です。今、この時期、相次いでこういう作品が上映されることを、ぼくは偶然だと思いません。ぜひ見ていただきたいと思います。12月8日からTOHOシネマズ シャンテ等で全国ロードショー。175.png





# by haradakazunori | 2017-11-27 10:35 | 映画

雑誌情報

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「レコード・コレクターズ」の最新号に書いています。「セロニアス・モンク 独創のジャズ物語」の書評をしています。
「ミュージック・マガジン」の最新号に書いています。
「CDジャーナル」の最新号に書いています。
「ジャズジャパン」の最新号に書いています。チック・コリア&スティーヴ・ガッドのインタビュー、および12月16日公開の映画「私が殺したリー・モーガン」について書いています。
以上、よろしくお願いします!173.png





# by haradakazunori | 2017-11-21 09:46 | 書籍・雑誌

CD情報

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ソニーミュージックから「クロスオーヴァー&フュージョン・コレクション1000」、発売中! ぼくは以下の作品の解説と、パンフレットを書いています。それぞれ税抜き1000円。初国内CD化アイテムもあります。ぜひどうぞ!
●ジャコ・パストリアス「ジャコ・パストリアスの肖像」「ノット・フュージョン・バット・トゥルー・ジャズ」
●ウェザー・リポート「ブラック・マーケット」「ナイト・パッセージ」「ウェザー・リポート'81」「ドミノ・セオリー」「ライヴ&アンリリースド」
●ウェイン・ショーター「アトランティス」「ジョイ・ライダー」
●トリオ・オブ・ドゥーム(ジョン・マクラフリン、ジャコ・パストリアス、トニー・ウィリアムス)「トリオ・オブ・ドゥーム」
●ジョン・マクラフリン & マハヴィシュヌ・オーケストラ「虚無からの飛翔」
●コンポスト「テイク・オフ・ユア・ボディ」「ライフ・イズ・ラウンド」
●ヒューバート・ロウズ「ロミオとジュリエット」
●ボビー・ハッチャーソン「ハイウェイ・ワン」「ウン・ポコ・ロコ」
●マリーン「マジック」169.png





# by haradakazunori | 2017-11-20 10:57 | 音楽

新世紀 パリ・オペラ座

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ドキュメンタリー映画『新世紀 パリ・オペラ座』の試写に行きました。監督はジャン=ステファヌ・ブロン。パリ・オペラ座はルイ14世の時代から350年もの間、オペラやバレエを上演する名門中の名門です。ぼくはパリに行ったことがないのですが(トランジットで立ち寄っただけ)、昔からぜひ訪れてみたいと思っている地です。この映画は、その気持ちをさらに高めてくれました。
2015年11月、同時多発テロでパリのバタクラン劇場が襲撃されました。そして2016年には、バンジャマン・ミルピエがバレエ団の芸術監督を辞任し(彼はナタリー・ポートマンの夫としても知られています。昨年12月には彼に的を絞った映画『ミルピエ』が日本公開されました)、オレリー・デュポンが後を引き継ぎました。歴史と伝統にあぐらをかいてはいけない。テロに屈してはいけない。いかに若い世代に、この場所に来てもらうか。未来を担う音楽家を、いかに育成していくか。どう、時代に向き合っていくか。この映画には、その“動き”が刻まれています。
ブロン監督はポスト・ロックを聴いて育った世代だそうです。オペラやバレエについては「全く知らなかった」といいます。しかしオペラ座という巨大な組織がどう機能しているのかに興味を持ったこと、プロデューサーのフィリップ・マルタンとオペラ座総裁のステファン・リスナーが知り合いだったことが重なり、このドキュメンタリーを作ることを決意します。ぼくもオペラやバレエについては「メトロポリタン・オペラハウス」で実演を見たぐらいで詳しくありません。ですが、大いに楽しめました。監督が「未知のもの」に出会い、心をおどらせながら生き生きと画面を編んでいることが、こちらにもしっかり伝わってくるのです。
それにしても、とんでもない人数がひとつの演目にかかわっています。オーケストラ、合唱団、そしてスタッフ。すさまじい数の人がきびきびと動きます。“裏方”の活躍にしっかりスポットを当てているのも、この映画の大きな魅力であると、ぼくは感じました。リハーサルも熱いです。ソーセージを意味するドイツ語“ヴルストケーゼ”の発音について、おそろしく丁寧にパワフルに指導するコーチと、必死にそれに食らいつきながら、rの発音をより完璧なものにしようと奮闘する若手歌手とのやりとりは、まさしくオペラにかける情熱のぶつかりあいです。12月9日からBunkamuraル・シネマで上映。169.png





# by haradakazunori | 2017-11-19 08:13 | 映画

音楽ライター/ジャーナリスト、原田和典のブログです。
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